由緒
当寺は長谷山真福寺仙光院と称し、高野山真言宗(総本山和歌山県高野山金剛峯寺)に属しており、現在は第37代目です。永正年中(1504~20年)に長覺阿闍梨が開基したと伝えられます。
風土記には「永正中長覺が再興する云々」とあり、永正より前に既に開基されたと考えられます。
長覺は鎌倉地方に真言宗を広めた真言宗史上重要な名僧でした。
当寺は、戦火や山火事により二回火災に逢い、現在の本堂は大正2年(1913年)に再建されたものです。
本尊は十一面観音のほか、大日如来・毘沙門天・不動明王(1718年・享保3年作)・弘法大師像(1718年・享保3年作)、畠山地蔵などを祀っています。
ご挨拶
成井秀明
仙光院住職
第37代目住職でございます。
海、山がある自然豊かなこの葉山で 人の供養 ペットの供養 人形の供養 様々な供養をさせていただいてる事に喜ばしく思います。
全国から沢山の方がお参りしております。
ペットちゃんともご一緒にお参りください。
成井秀仁
仙光院次期住職
開かられたお寺を目指して
「生きとし生きる者」
全ての方に 人、動物達が訪れやすいお寺を目指しております。
亡くなられた方の供養はもちろんですが、生きてる方全てに生きる歓びを感じられる場所として精進してまいります。
お気軽にご相談ください。
成井阿里
仙光院副住職
こんにちは、成井阿里と申します。
仙光院では「弟のほう」って言ってくだされば私のことだと通じます。
私は、皆さまができるだけ笑顔でいられることが、仏教徒としてお寺として大事なことだと考えております。仏さま、ご先祖さま、家族のペット、大切にされてきた人形、そしてもちろん自分自身を含めて、生きとし生けるものが笑顔でいられるように、心を込めて参りたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
当寺の宗派について
当寺は、高野山真言宗に属しており、お大師さま(弘法大師・空海)を宗祖とし、高野山金剛峯寺を総本山とする仏教の宗派で、仏教の心髄の教えを説く密教の宗派で、お大師さまによって日本に伝えられました。
根本のみほとけは、宇宙の本体とされる「大日如来」です。
大日如来の御真言は「オン アビラウンケン バザラ ダトバン」とお唱えします。
高野山真言宗は、お大師さまの御廟を信仰のみなもととする宗派です。
この宇宙のすべてのものは、大日如来の「いのち」のあらわれであり、この「いのち」の世界をあらわしているのが「曼荼羅」とされております。
高野山真言宗の教えは、「いのち」の平等と尊厳をさとり、大日如来の智慧をこの世に実現するために、「生かせいのち」を実践し、共存共生の世界をめざすことにあります。
お大師さまは、未来永劫にわたって衆生を救済すると御誓願され、高野山奥之院に入定留身されております。
同行二人の信仰のもと大師のみ教えをこの世に生かし実現することが、私たちの務めであり、喜びです。